メールマガジン【アクセスで作るシリーズ】


バックナンバー 【会計ソフト編】 Vol.28
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    ACCESSで作るシリーズ  【会計ソフト編】

    発 行 : Yoshihisa Fukuda          2000.10.14 Vol.28

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今回は、残高試算表のクエリー作成の続きです。

== ◇ 第3章 帳票       ====================

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3-2 残高試算表
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3-2-2 クエリー作成(続き)
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今回は残高試算表の貸借それぞれの科目集計を行うクロス集計クエリーを作成します。

まずは、借方金額を集計するクロス集計クエリーを作成しましょう。

1.データベースウィンドウの[クエリー]タブを選択します。
2.[新規作成]ボタンを押すと、[クエリーの新規作成]というダイアログが開くので
  [クロス集計クエリーウィザード]を選んで[OK]ボタンを押します。
3.[クロス集計を行うフィールドがあるテーブルまたはクエリーを選択して下さい]
  で前回作成した、[SisanRepQuery1]を指定するのですが、まず、その下の[表示]
  の所で[クエリー]のラジオボタンをチェックします。
  すると[MotocyoRepQuery]と[SisanRepQuery1]が表示されるので[SisanRepQuery1]
  を選択し[次へ]ボタンを押します。
4.[行見出しとして使うフィールドを選択して下さい]の所で[KariKamoID]を選択
  して[次へ]ボタンを押します。(選択可能なフィールドで[KariKamoID]を選び
  [>]ボタンを押すと[KariKamoID]フィールドが選択されます)
5.[列見出しとして使うフィールドを選択して下さい]の所で[DenpyoDate]を選択し
  [次へ]ボタンを押します。
6.[日付/時刻型のフィールドをグループ化する単位を指定して下さい]の所で
  [年]を選択し[次へ]ボタンを押します。
7.[集計する値があるフィールドと、集計方法を選択して下さい]の所でフィールド
  は[KariAmount]を選択し、集計方法は[合計]を選択し[次へ]ボタンを押します。
8.[クエリー名を指定して下さい]の所で[SisanRepQueryKari]と入力して
  [クエリーを作成した後に行うことを選択して下さい]を[クエリーのデザインを
  編集する]にし[完了]ボタンを押します。
9.クエリーの編集ウィンドウ(クエリービルダー)が開いたら、メニューの
  [ファイル]-[上書き保存]を選択し、保存したら[×]ボタンでクエリー編集
  ウィンドウを閉じます。

これで、借方金額を集計するクロス集計クエリーができました。

次に、貸方金額を集計するクロス集計クエリーを作成してみましょう。
借方の時と同じ要領で、皆さんやってみて下さい。
KariとKasiに注意すれば簡単に出来ます。
どうしても解らない人は、サンプルを見て下さい。
(それでも出来なかった人はメールを下さい)

最後にレポートの元になる出力用クエリーを作成します。

1.データベースウィンドウの[クエリー]タブを選択します。
2.[新規作成]ボタンを押すと、[クエリーの新規作成]というダイアログが開くので
  [選択クエリーウィザード]を選んで[OK]ボタンを押します。
3.左上の[テーブル/クエリー]の所でコンボボックスを開き[テーブル:Kamoku
  Table]を選択します。
4.左下の[選択可能なフィールド]で以下フィールドを選択し[次へ]ボタンを押し
  ます。
  KamokuID
  KamokuCode
  KamokuName
  KamokuKind
  ZanDaka
5.[クエリーで集計を行うかどうかを選択して下さい]で[各レコードの全ての
  フィールドを表示する]を選択した状態で[次へ]ボタンを押します。
6.クエリー名を[SisanRepQuery2]として[クエリーを作成した後に行うことを選択
  して下さい]を[クエリーのデザインを編集する]にし[完了]ボタンを押します。
  するとクエリーの編集ウィンドウ(クエリービルダー)が開きます。
7.メニューの[クエリー]-[テーブルの表示]を選択し[テーブルの表示]ダイアログ
  が出たら[クエリー]タブを開いて[SisanRepQueryKari]と[SisanRepQueryKasi]
  を追加します。(この時[パラメータの入力]と言うダイアログが表示されますが
  気にせず[OK]ボタンを押します)
8.以下の手順で科目テーブルの科目IDとクロス集計クエリーの科目IDを結合します。
 (1)[KamokuTable]の[KamokuID]をドラッグし、[SisanRepQueryKari]クエリー
    の[KamokuID]にドロップします。
 (2)結合した線を選択し、メニューの[表示]-[結合プロパティ]を選択し、結合
    プロパティを[2:'KamokuTable'の全レコードと'SisanRepQueryKari'の同じ
    結合フィールドのレコードだけを含める]にして[OK]ボタンを押します。
 (3)次に[KamokuTable]の[KamokuID]をドラッグし、[SisanRepQueryKasi]クエ
    リーの[KamokuID]にドロップします。
 (4)結合した線を選択し、メニューの[表示]-[結合プロパティ]を選択し、結合
    プロパティを[2:'KamokuTable'の全レコードと'SisanRepQueryKasi'の同じ
    結合フィールドのレコードだけを含める]にして[OK]ボタンを押します。
9.[SisanRepQueryKari]の[集計値:KariAmount]をダブルクリックして、下段の
  フィールドに設定します。
10.[SisanRepQueryKasi]の[集計値:KasiAmount]をダブルクリックして、下段の
  フィールドに設定します。
11.メニューの[ファイル]-[上書き保存]を選択し、保存したら[×]ボタンで
  クエリー編集ウィンドウを閉じます。

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今回はここまでです。
次回は残高試算表のレポート作成です。
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◆◇ ワンポイントコーナー ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

【SQL】

 皆さん、SQLってご存じですか?

 データベースをやってる方なら、よくご存じかと思いますが、このメールマガジン
 で初めてアクセスでデータベースを始めた方は、ご存じ無いかも知れないですね。

 そこで、初めての方に少し解りやすく解説してみたいと思います。

 SQLとは Structured Query Language の略で、SEQUEL(Structured English
 Query Language)という言語を基に発達した、どのハードウェアプラットフォーム
 でもリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)を構築できる言語です。

 ちょっと難しい書き方ですが、要はデータベースを構築する際の言語で、その書式
 に乗っ取っていれば、どんなマシンやOSでも共通で使用できると言うことです。

 では、ここでSQLとはどんなものか見てみましょう。
 皆さんは、前回作成した[SisanRepQuery1]をデザインで開いて下さい。
 開いたらメニューの[表示]-[SQLビュー]を選びます。
 すると
 PARAMETERS [Forms]![SisanRepForm]![SyukeiDate] DateTime;
 ・
 ・
 ・

 と言った感じで反転した文字が表示されましたね。
 これがSQL言語です。
 2行目に SELECT 文がありますが、これは1つまたは複数のテーブルからデータを
 抽出するのに使用されます。
 (複数のテーブルからデータを抽出する SELECT を「結合」と呼びます)

 皆さんは、以前にも似たようなステートメントを入力された事があると思います。
 Vol.21の中の元帳のデータを作成するサブルーチンの中に出てきました。
 そこでは、DoCmd の RunSQL メソッドでSQLを実行しました。

 詳細な構文などは、ここでは書ききれないので、別の機会にしますがSQLとは
 この様な構文を用いてデータベースの情報を参照、更新、追加、削除などを行う
 言語の事です。
 SQLの構文を覚えれば、クエリーを直接SQL文で書くことも出来ます。

 ここで、少し注意点があります。
 前述で「その書式に乗っ取っていれば、どんなマシンやOSでも共通で使用できる」
 と書いたのですが、アクセスのSQLは実はこの標準の書式に乗っ取っていません。
 アクセスでは実装されていない機能があったり、アクセス特有の機能や予約語が
 実装されていたりします。

 ですから、アクセスしか使わないと言う人は別ですが、アクセスで標準のSQLを
 勉強しようとされる方は、注意して下さい。
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◆◇ Q&Aコーナー    ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 今回もありません。
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◇ ACCESSで作るシリーズ 【会計ソフト編】
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